2025年11月9日現在、私の保有銘柄のうち
「含み益(評価益)」が多い銘柄をランキング形式でまとめました。
※1ドル=153.4円で換算しています。
※積立中の投資信託(S&P500)は対象外です。
第5位 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM) 2,684,827円

購入当時は配当利回りが5%を超えており、高配当狙いで購入しました。
正確な購入時期は不明で、長く保有していたことすら忘れていたのですが、
いつの間にか含み益が大きく膨らんでいました。
2019年に買収したRed Hatが業績を牽引しており、
クラウド関連の強化が進んでいます。
Red Hatは企業向けLinux「Red Hat Enterprise Linux」を
開発・販売する企業で、IBMはこの技術とAIを活用し、
銀行・医療などの基幹システムにクラウドを導入することで
安定した収益を確保しています。
BtoB中心の事業でわかりづらい部分もありますが、
忘れた頃に成果が出るのは配当株投資の醍醐味ですね。
第4位 三井住友フィナンシャルグループ(8316) 2,710,350円

※900株のうち300株は旧NISAで保有
2016年〜2022年にかけて高配当狙いでコツコツ購入しました。
昨年(2024年11月)の同ランキングでも第4位で、
1年で約50万円ほど含み益が増えています。(約16%上昇)
金利上昇が追い風となり、銀行セクターは依然として好調です。
旧NISAで保有している300株は今年が非課税期間の最終年にあたるため、
年内に売却し、来年の新NISAでは別銘柄への入れ替えを検討中です。
配当利回りは現在3%台前半。
以前の4〜5%超と比べるとやや物足りませんが、
安定感のあるメガバンク株としては十分魅力的です。
第3位 アッヴィ(ABBV) 2,906,284円

2017年頃に配当利回り5%超をきっかけに購入しました。
昨年に続き3位をキープし、1年で約40万円ほど含み益が増えています。
(約10%上昇)
現在、分社化前を含め53年連続増配中で、来期も増配予定。
2025年3Q決算では売上が前年同期比9.1%増と好調でした。
一時的に利益が減少したものの(買収関連費用の影響)、
主力薬「リンヴォック」と「スキリージ」の売上は
それぞれ前年同期比+35.3%、+46.8%と力強い伸びを見せています。
自己資本比率は2.5%(2024年12月期)と低めですが、
米国企業ではレバレッジを効かせた経営は珍しくなく、
医薬パイプラインの拡充により中長期での成長に期待しています。
第2位 VYM 3,245,375円

2021〜2022年にかけて、調子の悪い個別株を整理してVYMに乗り換えました。
昨年に続き第2位で、1年で約50万円ほど含み益が増加。(約7%上昇)
VYMは、米国市場に上場する高配当株400銘柄以上で構成されており、
主な組入銘柄はブロードコム(AVGO)7.3%、JPモルガン(JPM)4.2%、
エクソンモービル(XOM)2.3%など。
株価上昇率は約7%と他銘柄と比べ控えめですが、
インフレ率を上回る安定成長で、配当と値上がりの両取りができています。
個別株より安心感があり、今後も長期保有予定です。
第1位 アルファベット(GOOG) 6,611,596円

2018年頃から2022年にかけて少しずつ購入しました。
昨年に続き第1位で、1年で約310万円の含み益増加。
株価は約56%上昇と圧倒的です。
株価好調の背景には、
●自社開発の大規模言語モデル「Gemini」を中心としたAI技術が、
検索・YouTube・広告に本格展開されつつある
●米連邦地裁が司法省によるChrome売却要求を退け、
広告・検索・ブラウザ連携による収益構造が当面維持される見通し
といった追い風があります。
私はもともと「YouTubeの成長」に期待して買いましたが、
結果的にはAI・クラウド・広告の3本柱で順調に業績を伸ばしています。
(※YouTubeも成長していますが)
まとめ
今年4月はトランプ関税の影響で日米の株が一時下落しましたが、
その後は堅調に回復。
昨年と比べて順位に大きな変化はありませんが、
アルファベットとIBMの伸びが顕著で、
2025年は「AI関連が強い一年」だと感じます。
今回ランクインした銘柄は、いずれも継続保有予定です。
しばらくは放置気味で見守りながら、
配当と安定成長を軸に、コツコツ投資を続けていきます。
投資スタンスや銘柄選びの参考になれば嬉しいです。
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