■投資状況
●買付日:2025年1月
●保有数量:9口
●取得単価:128,585.5円
現在の投資口価格は 149,200円(2025/9/11時点)。
含み益も出ており、分配金を楽しみにホールド中です。
■概要
平和不動産をスポンサーとする複合型J-REITで、
ポートフォリオはほぼ「オフィス」と「レジデンス」が半々。
●オフィスビル 50.19%
●レジデンス 49.81%
■決算説明会(2025/9/9)参加メモ
場所は大阪証券取引所ビル。
報告は、平野社長が行った後、質疑応答。
●分配金の推移と利回り

※画像は決算説明資料を引用させていただきます。
実績:3,850円(2025/5期)
予想:3,950円(2025/11期) → 3,990円(2026/5期)
予想利回りは 5.32% (2025/9/11時点)と高水準。
しかも 19期連続増配 を達成中で、10年前と比べると
分配金は2倍以上に成長しています。
まさに安定配当の優等生ですね。
●成長戦略「NEXT VISION II+」

説明会では、2028年までに賃料収入成長率5% を目指す方針が示されました。
具体策は以下の3点です。
・契約更新時の賃料改定交渉
・バリューアップ工事で物件の価値向上
・成長資産の取得
既に目標の+2%成長を達成済みで、さらに踏み込んで「+5%」を狙っているとのこと。
●譲渡益を活用した還元策

平和不動産リートは、物件を売却して得た利益(譲渡益)も分配金に回しています。
つまり「値上がりした不動産を一部売却して、その利益を投資主に還元する」というスタイルです。
(※画像の棒グラフ水色部分)
説明会で社長は次のように語っていました。
「含み益が26%あり、その一部を還元している。売却は全体の2.5%程度で、無理のない範囲。」
「譲渡益頼みはどうなの?」と思っていたのですが、話を聞いて納得しました。
含み益を活かしつつ、長期的には賃料収入の成長でカバーする戦略のようです。
●リスクと対応力
もちろん、日銀が金利を引き上げればREIT全般に逆風となります。
需要減少リスクはありますが、高い稼働率(オフィス98.0%、レジデンス96.4%)
着実なバリューアップ工事によって、
ある程度対応していけるのではないかと感じました。
●お土産
説明会後のアンケート提出で、なんとお土産をいただきました。

アンリシャルパンティエのフィナンシェ&マドレーヌです。
投資の話だけでなく、こうした心遣いもうれしいですね。
■まとめ
●19期連続増配、予想利回り 5%以上
●賃料収入成長率+5% への挑戦
●無理のない譲渡益活用
説明会を通じて、優秀な運用チームの姿勢を実感しました。
引き続き安心してホールドしていきたいと思います。
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