[8966]平和不動産リート投資法人 決算説明会参加レポート(2025/9/9)

J-REIT

投資状況
 ●買付日:2025年1月
 ●保有数量:9口
 ●取得単価:128,585.5円
 現在の投資口価格は 149,200円(2025/9/11時点)。
 含み益も出ており、分配金を楽しみにホールド中です。

概要
 平和不動産をスポンサーとする複合型J-REITで、
 ポートフォリオはほぼ「オフィス」と「レジデンス」が半々。
 ●オフィスビル 50.19%
 ●レジデンス  49.81%

決算説明会(2025/9/9)参加メモ
 場所は大阪証券取引所ビル。
 報告は、平野社長が行った後、質疑応答。

分配金の推移と利回り

※画像は決算説明資料を引用させていただきます。

 実績:3,850円(2025/5期) 
 予想:3,950円(2025/11期) → 3,990円(2026/5期)

 予想利回りは 5.32% (2025/9/11時点)と高水準。
 しかも 19期連続増配 を達成中で、10年前と比べると
 分配金は2倍以上に成長しています。
 まさに安定配当の優等生ですね。

成長戦略「NEXT VISION II+」

 説明会では、2028年までに賃料収入成長率5% を目指す方針が示されました。
 具体策は以下の3点です。
 ・契約更新時の賃料改定交渉
 ・バリューアップ工事で物件の価値向上
 ・成長資産の取得
 既に目標の+2%成長を達成済みで、さらに踏み込んで「+5%」を狙っているとのこと。

譲渡益を活用した還元策

 平和不動産リートは、物件を売却して得た利益(譲渡益)も分配金に回しています。
 つまり「値上がりした不動産を一部売却して、その利益を投資主に還元する」というスタイルです。
 (※画像の棒グラフ水色部分)

 説明会で社長は次のように語っていました。
 「含み益が26%あり、その一部を還元している。売却は全体の2.5%程度で、無理のない範囲。」

 「譲渡益頼みはどうなの?」と思っていたのですが、話を聞いて納得しました。
 含み益を活かしつつ、長期的には賃料収入の成長でカバーする戦略のようです。

リスクと対応力
 もちろん、日銀が金利を引き上げればREIT全般に逆風となります。
 需要減少リスクはありますが、高い稼働率(オフィス98.0%、レジデンス96.4%)
 着実なバリューアップ工事によって、
 ある程度対応していけるのではないかと感じました。

お土産
 説明会後のアンケート提出で、なんとお土産をいただきました。

 アンリシャルパンティエのフィナンシェ&マドレーヌです。
 投資の話だけでなく、こうした心遣いもうれしいですね。

まとめ
 ●19期連続増配、予想利回り 5%以上 
 ●賃料収入成長率+5% への挑戦
 ●無理のない譲渡益活用
 説明会を通じて、優秀な運用チームの姿勢を実感しました。
 引き続き安心してホールドしていきたいと思います。

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