高配当株に関心のある投資家にとって、安定的な配当と財務の健全性は大きな魅力です。
今回は、国産車・輸入車販売を展開するケーユーホールディングス(東証STD 9856)を取り上げます。
■投資状況
● 買付日:2023年12月、2025年2月(追加購入)
● 保有数量:400株
● 取得単価:1,103.95円
■会社概要
[9856]ケーユーホールディングスは、東日本エリアで国産車販売、
首都圏で輸入車ディーラー事業を展開しています。
中古車販売にも強みを持つ企業です。
■株価指標(2025年8月26日現在)
● 株価:1,162円
● PER:6.53倍
● PBR:0.56倍
● 1株配当(予想):58円
● 配当利回り(予想):4.99%
● 時価総額:512.7億円
→ 割安感があり、高配当が魅力です。
※参考に同業他社の指標を記載します。
[3186]ネクステージ
● PER:21.45倍
● PBR:2.37倍
[7599]IDOM
● PER:7.74倍
● PBR:1.31倍
■配当推移
年度 | 中間(円) | 期末(円) | 合計(円) | 配当性向(%) |
2017年3月期 | 10 | 23 | 33 | 29.3% |
2018年3月期 | 10 | 30 | 40 | 30.2% |
2019年3月期 | 10 | 30 | 40 | 31.3% |
2020年3月期 | 10 | 27 | 37 | 31.2% |
2021年3月期 | 10 | 31 | 41 | 33.2% |
2022年3月期 | 10 | 46 | 56 | 30.9% |
2023年3月期 | 20 | 48 | 68 | 32.5% |
2024年3月期 | 20 | 40 | 60 | 31.4% |
2025年3月期 | 20 | 44 | 64 | 32.1% |
2026年3月期(予) | 20 | 38 | 58 | 32.3% |
ケーユーHDは「連結配当性向30%」を目途とする方針を掲げており、
業績に応じて配当額を調整しています。
高配当水準ではあるものの、業績次第で減配リスクもある点には注意が必要です。
実際に2026年3月期は減配予想が出ています。
■業績の推移と見通し
年度 | 売上(億円) | 営利(億円) | 当期利益(億円) |
2017年3月期 | 791 | 48.3 | 34.9 |
2018年3月期 | 881 | 58.2 | 41.2 |
2019年3月期 | 973 | 57.7 | 39.9 |
2020年3月期 | 1000 | 54.3 | 37.2 |
2021年3月期 | 1167 | 60.4 | 38.9 |
2022年3月期 | 1311 | 83 | 57.4 |
2023年3月期 | 1533 | 96.9 | 67 |
2024年3月期 | 1546 | 91 | 61.7 |
2025年3月期 | 1600 | 91.8 | 65.3 |
2026年3月期(予) | 1550 | 86 | 59 |
●2025年3月期実績:中古車販売が好調で、売上・利益ともに前年を上回りました。
●2026年3月期予想:米国の相互関税による景気下振れリスクや人件費増加の影響で、
売上・利益は前期を下回る見込みです。
●2026年3月期1Q実績(前年同期比)
●売上高:+10.3%
●営業利益:▲24.9%
●純利益:▲24.9%
利益が大きく減少した要因としては、
・仕入れコスト増による 「売上原価上昇」
・販売促進費や人件費などの 「販管費増加」
・「営業利益率」の悪化が考えられます。
ただし会社側は通期予想を据え置いており、2Q以降での挽回を見込んでいるようです。
今後の推移には注視が必要です。
■財務状況(2025年6月30日時点)
●自己資本比率:76.1%
●利益剰余金:566.9億円
●有利子負債:74.3億円
手元資金で有利子負債を全額返済可能な水準であり、
自己資本比率も70%超と財務は極めて健全です。
安定した財務基盤は長期投資において大きな安心材料です。
■まとめと投資方針
ケーユーホールディングスは、
●高配当(利回り約5%)
●割安水準のPER・PBR
●財務健全性の高さ
という点で投資魅力があります。
一方で、業績連動による減配リスク、
景気・為替動向の影響 には注意が必要です。
私は 継続保有方針 としていますが、今後の四半期決算を注視しながら
投資判断を更新していくつもりです。
高配当株を探している方にとって、ケーユーホールディングスは
「財務優良かつ割安」な選択肢になり得ます。
ただし業績変動による配当リスクもあるため、分散投資や定期的な
業績確認を行うのが良いかと思います。
コメント