[3023]ラサ商事 高配当銘柄

鉱物、金属素材や特殊ポンプ等の専門商社。ジルコンサンドでは首位。
プラント・設備工事等も。

買付日 ： 2019/09
数量 ： 100株
取得単価： 841.97

■ラサ商事(株)（東証1部、3023）の主な指標（2021/9/17現在）
　● 株価 ：976円
　● PER ： 7.69倍
　● PBR ： 0.64倍
　● 1株配当（予想） ： 42.00円
　● 配当利回り（予想） ： 4.30%

増配が発表され、業績もよく株価が直近上がっています。

■株主優待
過去にクオカードの優待がありましたが、
2020年3月分を最後に廃止されました。

■配当金推移

右肩上がりの増配傾向です。

■四半期累積の業績(百万)

業績は毎年着実に利益を上げており良いと思います。

■子会社の旭テックで不正会計が発覚について
2021/3/19子会社の旭テックで不正会計が発覚しました。
詳細は、ラサ商事の「社内調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ 」を
ご確認ください。
http://www.rasaco.co.jp/pdf/release/20210817.pdf

■発覚した経緯
2020/7に会計監査人に就任した八重洲監査法人は、ラサ商事に対し、
旭テックの財務諸表及び内部統制監査において、未成工事支出金の残高が
売上に比して過大であることや、発注書が発行されないまま施工している
工事が存在することなどを指摘が入り、ラサ商事が旭テックに対し調査を実施。

2021/3/19、旭テック　第一工事事業部担当部長 Aの申告により、
旭テックの売上及び売上原価を先送りにするなど不適切な会計処理を
していた疑いがあることを認知しました。

このAさんは、2021/3/15に、逃走。警察に捜索願が出され、警察により発見され、
未成工事支出金が増加した原因は工事番号を付け替えたことが原因であることや、
書類を偽造した等自認しました。
不正はAさん単独で組織ぐるみではないとのことでした。

不正は2008年から行われていたそうです。
赤字工事の発覚を免れるため、不正会計を繰り返していたようです。

■不正の背景
旭テックは、年俸制を選択した工事担当者に対しては、前年度の粗利等を基準とした
ノルマを個々に設定していたところ、2014/12頃まではノルマを達成した場合に
は、前年度の基本給から昇給するとともに粗利の 3 割が賞与となる一方、ノルマ未達
の場合には、次年度の基本給が減額され、さらに、ノルマとの差額の 3 割を負債として
負わせるという極めて特殊な業績連動型の給与制度を採用していたそうです。
※現在はこの制度廃止されています。
他に内部監査の甘さや、コンプライアンス教育の不足等あるようです。

再発防止策を策定し、速やか実行することにより、皆様からの信頼回復に
努めてまいりますとのことです。

■感想
課長職以上の管理職にはノルマ未達の場合、3割の負債を負わせるという
このプレッシャーにより不正に走ったんでしょうね。。
仕事をしていると無理難題で苦しむこともありますよね。
不正に走るのはいけないことですが、毅然とした対応をするためにも、
ほかの道でもやっていける強さが欲しいですね。。
株頑張ります。。
ラサ商事100株ですが持ち続けたいと思います。