[5076]インフロニアHD 配当利回り3.6%のインフラ大手

高配当株

■インフロニアHD要約
 高配当を軸に、M&Aと資本効率改善で成長を狙うインフラ大手
 配当下限を明示しつつ、政策保有株売却で財務改善を進める企業

保有状況
 買付日 : 2024/09
 数量 : 100
 取得単価 : 1,202円

 購入時は、自己資本比率はやや低めであったものの、
 配当利回り5%近くで、配当性向も40%ほどで余裕があり、
 成長も期待できると思い購入しました。

会社概要
 総合インフラサービス企業
 建設、土木、舗装、機械、インフラ運営等を展開
 2021年10月、前田建設工業、前田道路、前田製作所が設立した持株会社
 2025年9月、三井住友建設を子会社化

インフロニア・ホールディングス(株)(東証PRM、5076)の
 主な指標(2026/1/16現在)
 ● 株価 :2,324円
 ● PER :11.43倍
 ● PBR :1.31倍
 ● ROE :11.43%
 ● 1株配当(予想):85.0円
 ● 配当利回り(予想): 3.66%
 ● 時価総額:6,387億円

 指標で見ると、ROE(予)が高く、資本効率を意識しており、
 M&A等で、今後の成長も期待しています。

配当金推移

年度中間期末合計配当性向(%)
2022年3月期0404042.2%
2023年3月期0555542.5%
2024年3月期25356046.0%
2025年3月期30306048.3%
2026年3月期(予)30558538.8%

※2026年3月期中間期は実績

 配当性向は、40%前後で安定しており、無理のない水準です。

 中期経営計画より、FY27(2028年3月期)まで、
 年間配当金60円を下限に、配当性向を40%以上とのことです。
 業績拡大時は増配余地があります。

■業績推移

年度売上(兆円)営利(億円)当期利益(億円)
2022年3月期0.68375267
2023年3月期0.71444335
2024年3月期0.79511326
2025年3月期0.85471324
2026年3月期(予)1.13715554

2026年3月期のポイント
・三井住友建設の連結子会社化により、売上・利益ともに過去最高を見込む。
・決算説明会の質疑応答資料にて、東洋建設株の売却益を約150億円
 計上したことが明言されています。(※売却額はこれを上回る)。
・売却益による一過性の要素はあるものの、政策保有株の売却を加速中で、
 FY27(2028年3月期)までに保有ゼロを目指しています。
 FY27までに毎期100億円以上(売却額ベース)の政策保有株売却を継続予定。
※東洋建設は、2022年にTOBによる連結子会社化を試みたが、対抗TOBにより失敗した経緯あり。

2026年3月期 第2四半期(2025年11月14日発表)
 ●売上:前年比 +11.5%
 ●営業利益:前年比 +65.2%
 ●純利益:前年比 +203.0%

 主な増益要因は、以下の2点:
 ・三井住友建設の連結子会社化による売上・利益の押し上げ
 ・東洋建設株の売却による約150億円の売却益計上

財務状況(2026/3期中間期)
 ●自己資本比率:30.0%
 ●総資産:1.82兆円
 ●資本合計:5778億円
 ●有利子負債:5589億円

 自己資本比率30%という水準は、建設業界では一般的な範囲内とはいえ、
 やや低めであり、財務健全性に対する懸念も残ります。

 ただし、中期経営計画では、以下のような方針が明示されています:
 「自己資本比率30%以上を維持し、D/Eレシオを1.0倍以下に抑えることで、
  財務健全性を確保する」

 この方針に沿って、政策保有株の売却や収益性の改善を通じて、
 バランスシートの健全化を進めている攻めの段階と見ることもできます。

投資判断とまとめ
 インフロニア・ホールディングスは、様々な事業を展開しており、
 道路や公共施設等の建設、維持管理、運営等、重要な会社の一つだと思っています。

 金利上昇や、M&Aの統合リスク等、注意点があり、
 特に三井住友建設は、連結前に、麻布台ヒルズ建設による巨額損失をだしており、
 (今期竣工)しっかりと再生できるかが注目ポイントです。
 
 また、ここ半年は、株価が上昇トレンドで、新規では入りにくい水準かもしれません。
 今後も、配当を楽しみながら、ゆっくりと長期で応援していく予定です。

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