[4767]テー・オー・ダブリュー 配当利回り4.9%超、イベント業界の高配当株

株主優待

投資状況
 ●買付日 :2014/09、2020/12(追加購入)
 ●数量 :1,000株
 ●取得単価:201.2円
  ※2015/02、2020/04に株式分割あり

会社概要
 イベント企画・体験デザイン・動画制作などを手掛ける企業です。
 リアルとデジタルを組み合わせたハイブリッドイベントも展開しており、
 2025年には大阪・関西万博関連も業績に寄与しています。

(株)テー・オー・ダブリュー(東証STD、4767)の
 主な指標(2025/10/3現在)

 ● 株価 :371円
 ● PER : 10.13倍
 ● PBR : 1.53倍
 ● ROE : 15.10%
 ● 1株配当(予想) :18.3円
 ● 配当利回り(予想) :4.93%
 ●時価総額:181億円

 高配当ながら、PERは割安水準、ROEも効率的に利益を生み出せています。

 ●同業比較

 レイ(4317)セレスポ(9625)博展(2173)TOW(4767)
PER12.1612.568.6210.13
PBR1.230.662.561.53
ROE10.12%5.25%29.70%15.10%
配当利回り(予)2.36%2.78%3.34%4.93%

 同業他社と比べると、ROEが高めで、高配当という特徴が際立ちます。

株主優待
 権利確定月 6月末日
 QUOカード
 1,000株以上 継続保有期間 1年以上:500円分
              3年以上:2,000円分

 1,000株を3年以上保有すると、配当+優待利回りで5.47%となり、
 長期保有の妙味があります。

配当金推移

年度中間(円)期末(円)合計(円)分割調整(円)配当性向(%)
2017年6月期1313261348.4%
2018年6月期13142713.550.2%
2019年6月期13162914.548.4%
2020年6月期16.58.52516.7547.5%
2021年6月期6.16.812.912.9127.2%
2022年6月期771414105.9%
2023年6月期7.27.214.414.4167.2%
2024年6月期77141440.3%
2025年6月期7.57.5151542.6%
2026年6月期(予)9.159.1518.318.350.0%

 2021年6月期はコロナ禍で減配しましたが、株主還元姿勢を崩さず、
 配当性向を引き上げて対応しました。足元では回復基調にあります。

業績推移

年度売上(億円)営利(億円)当期利益(億円)
2017年6月期16318.112.1
2018年6月期16718.312.1
2019年6月期1632013.5
2020年6月期19323.215.8
2021年6月期1226.564.56
2022年6月期1118.845.98
2023年6月期11811.53.56
2024年6月期17520.114.1
2025年6月期17821.511.3
2026年6月期(予)18822.115

 ●2025年6月期:リアル・ハイブリッドイベントの伸長により、
   売上はコロナ前水準へ回復。
   純利益は、労基署の是正措置による特別損失で減少。
   ただし、再発防止策を公表済み。
 ●2026年6月期(予):大阪・関西万博の反動減を織り込みつつも、
   売上・利益ともに増加予想です。

 一時的な課題はあるものの、成長基盤は安定しています。

財務状況(2025/6期)
  ●自己資本比率:69.5%
  ●利益剰余金:89.7億円
  ●有利子負債:6.1億円

 自己資本比率は70%近く、財務は極めて健全。
 有利子負債も少なく、不況時でも経営が揺らぎにくい点は、
 長期投資の大きな安心材料になります。

投資判断とまとめ
 テー・オー・ダブリューは、
 ●配当利回り4.9%超+優待で最大5.47%
 ●業績はコロナ前水準に回復し、今後も成長見込み
 ●自己資本比率、約70%の盤石な財務
 という3つの魅力があります。

 大阪・関西万博という追い風を享受しつつ、長期的には安定した
 インカムゲインを狙える銘柄と考えています。
 今後も継続保有し、配当と優待を楽しみにしていきたいと思います。

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株主優待高配当株
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