阪急阪神ホールディングスグループがスポンサー。商業施設が主体。
関西圏に50%以上を投資方針。現在、関西圏が7割強を占めている。
買付日 : 2013/10,2013/12(追加購入)
数量 : 10口
取得単価 : 111,227.8円
※2014/11末を基準日として5分割
■阪急阪神リート投資法人(東証、8977)の主な指標(2025/3/2現在)
● 投資口価格 : 143,600円
● 1口分配金(予想) : 3,140円(2025/5期)、3,150円(2025/11期)
※3,155円(2024/11期実績)
● 分配金利回り(予想) : 4.38%
格付投資情報センター (R&I)から「A+」(安定的)、
日本格付研究所(JCR)から「AA-」(安定的)という格付を取得しています。
■ポートフォリオ
取得物件:35物件
取得価格合計:1,800.2億円
稼働率:99.6%
商業用途区画 68.2%
商業用途区画(ホテル用使用部分) 6.1%
事務所用途区画 24.6%
その他用途区画 1.0%
■分配金推移
期 | 期末日 | 実績分配金(円) | 予想分配金(円) |
31 | 2020/11/30 | 3,009 | 2,920 |
32 | 2021/5/31 | 3,008 | 2,960 |
33 | 2021/11/30 | 2,909 | 2,890 |
34 | 2022/5/31 | 2,961 | 2,920 |
35 | 2022/11/30 | 3,019 | 2,980 |
36 | 2023/5/31 | 3,043 | 2,930 |
37 | 2023/11/30 | 3,056 | 2,930 |
38 | 2024/5/31 | 3,030 | 3,030 |
39 | 2024/11/30 | 3,155 | 3,100 |
40 | 2025/5/31 | 3,140 | |
41 | 2025/11/30 | 3,150 |
分配金は、微増傾向にあり、予想より実績の方が多くなることが多いです。
■3DインベストメントがTOB実施中
2025/02/13、3Dインベストメントが、阪急阪神リート投資法人のTOBを発表しました。
同社は1月にNTT都市開発リート投資法人のTOBを発表しており、J-REIT2件目です。
NTT都市開発リートと同様に純投資を目的に市場取引の延長として行うとのこと。
買付価格は1口当たり143,770円、買付予定口数は94,968口(発行済投資口数の13.7%)。
既保有分9,312口と併せて所有割合を上限15%と設定。買付期間は2月13日~3月13日。
■3Dインベストメントについて
3Dインベストメントはシンガポールのアクティビストで、
東芝、サッポロHD、富士ソフト等に対して、様々な提案をしていました。
阪急阪神リートのTOBを純投資目的としていますが、
果たして本当でしょうか。
■TOBに対する阪急阪神リート投資法人の対応
2025/2/25に、阪急阪神リート投資法人は現時点においては、
本公開買付けに対する意見の表明を保留と発表しています。
引き続き本公開買付け並びに公開買付者に関する情報の収集に努め、
慎重に評価・検討を行った上で、本公開買付けに対する意見を表明する予定とのこと。
投資主に対しても、本投資法人から開示される情報に十分に留意し、
慎重に行動してくださいとのこと。
■感想
TOB発表により、投資口価格が上がりましたので、
元々保有していた投資主にとっては、今のところ良い動きだと思います。
私は、売却益による税金をなるべく先延ばししたく、継続保有で様子見の予定です。
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