日本の金融は、ブロックチェーンを標準にする未来に向かっている。
そのとき、覇権を握るのはどこなのか。
円・ドル・証券・融資をすべてオンチェーン化しようとしているSBIは、
その本命になり得るのか。
※オンチェーン金融:ブロックチェーン上で金融取引や資産管理を行い、
記録・執行・決済を自動化する新しい金融の仕組み
※政府の2026年骨太方針でも「オンチェーン金融の推進」が掲げられています。
■保有状況
買付日 : 2022/06
数量 : 200株
取得単価 :1,204.8円
※2025年11月末を基準に2分割調整済み
購入理由は、株主優待が豪華だからです(^^♪
■SBIホールディングス(株)(東証PRM、8473)の
主な指標(2026/8/14現在)
● 株価 :3,070円
● PER :6.61倍
● PBR :1.10倍
● ROE :16.64%
● 1株配当(予想):95円※
● 配当利回り(予想):3.09%※
● 時価総額:2兆0298億円
※配当金の会社予想は95円以上なので、
配当金・配当利回りは増える可能性があります。
PERが10倍を割れていて割安。
ROEが10%を大きく超えて資本効率は良好です。
今回業績については詳しく記載しませんが、
売上・営業利益の長期的な伸びは
世界的な成長株にも引けを取らない水準です。
■株主優待
権利確定月 3月末日
①~⑥の中から選択
①暗号資産(仮想通貨)XRPを受け取れるクーポンコード券
②健康補助食品(サプリメント):アラプラス ゴールドEX(60粒)11,880円(税込)1個
③機能性表示食品:発芽玄米の底力(160g)324円(税込)×2袋
④化粧品『ヘアシャンプー GR(190mL)』(通常価格 3,278円(税込))1個
⑤化粧品『ヘアトリートメント GR(190g)』(通常価格 3,278円(税込))1個
⑥化粧品『アラプラス ボディクリーム アラピ a(70g)』(通常価格 6,110円(税込))1個
100株以上 ①2,000円相当 または ②+③
1,000株以上 継続保有1年未満
①2,000円相当 または ②+③
継続保有1年以上
①8,000円相当 または ②~⑥
全株主 割引購入申込券 1枚
SBIアラプロモ(株)が販売する健康補助食品(サプリメント)や
化粧品を通常価格から50%割引の優待価格で購入可

私はいつもサプリメントと発芽玄米の底力を貰っています。
特にサプリメントは健康になったような気がしてお気に入りです。
業績、財務や、第4のメガバンク構想、ベンチャーキャピタル等、
書きたいことがいっぱいあるんですが、とんでもなく長くなるので、
今回は、オンチェーン金融に絞って記事にします。
■第1章:SBIは今どこまでオンチェーン化しているのか(現状)💠
SBIは、通貨・決済・証券・融資という金融の全レイヤーを
オンチェーン化しようとしている。
これは日本企業の中でも最大級に広い領域をカバーしている。

JPYSC(円ステーブルコイン)
日本初の「信託型(3号電子決済手段)」として提供を開始 (2026/6/24)
※ステーブルコイン:法定通貨や金などの現実資産と価値が
連動するように設計された暗号資産の一種。
RLUSD(ドルステーブルコイン)
国内初の4号電子決済手段となる米ドル建てステーブル
コイン「RLUSD」の取扱いを開始 (2026/6/24)
Fasset(UAE)との提携
次世代の国際送金インフラ構築に向けたMoUを締結 (2026/6/18)
※MoU:正式な契約書を締結する前に、
双方が合意した基本条件や方向性を確認するための文書
※Fasset:UAEを中心にステーブルコインを基盤とした
ネオバンクサービスを提供する企業
Solana財団と戦略的提携 (2026/7/13)
日本発のオンチェーン金融市場の創出に向け提携
※Solana財団:エコシステムの分散化、普及、
セキュリティ向上を目的としたスイス拠点の非営利組織
DigiFT(トークン化証券) (2026/7/15)
世界で初めて日本株式ファンドのパブリック・オンチェーン化を実現
SBIAMが運用する「SBI日本高配当株式ファンド」をDigiFTがトークン化
※DigiFT:RWA(現実資産)トークンの取引所
Morpho(オンチェーン融資)(2026/6/10)
Morphoによるトークン発行形式での資金調達ラウンドに参画
※Morpho:分散型のレンディングプロトコル
■第2章:競合他社はどう動いているのか(比較)💠

| 企業 | 強み | 弱み | 評価 |
| SBI | 通貨・証券・融資・送金を全レイヤーで実装 | 事業が多岐で理解が難しい | ◎ |
| MUFG | Progmatで証券領域の覇権 | 決済・送金は遅れ気味 | ◎ |
| SMBC | 実証多数・NTTと連携 | スピードは遅い | ○ |
| みずほ | 研究は進む | 実装が遅い | ○ |
| JPYC | 個人向け決済の本命 | 企業向けは弱い | ○ |
| マネックス | Web3入口として強い | 金融インフラではない | ○ |
※評価は「ステーブルコイン・決済・証券・融資など、
オンチェーン金融をどこまで幅広く実装しているか」を
私の独断と偏見で評価しています。
※Progmat:金融資産や権利、通貨などの価値をデジタル化し、
ブロックチェーン上で管理・流通・決済を統合的に
支援する日本発のプラットフォーム
※上記の3メガバンクは、2027年3月までに
共同ステーブルコイン発行を目指しており、
自民党が了承。金融庁も実証段階から支援しています。
●資本関係
SMBC と NTT(マネックスの親会社) は SBI の大株主(それぞれ約8%)
この3者は競合ではなく、日本のオンチェーン金融を
三方向から支える補完関係となるのではないかと考えています。
私の独断と偏見による評価は、SBIが◎。次点でMUFG。
その他の会社も健闘しています。
■第3章:オンチェーン化で金融はどう変わるのか(未来)💠
●ストーリー
ある日本企業がアメリカ企業に支払うとき、
もう銀行営業日を待つ必要はありません。
JPYSC → RLUSD → 相手国
これがブロックチェーン上の決済自体は、
数秒~短時間で処理できる世界
しかもその裏で、国債や株式がオンチェーン上で担保になり、
必要な資金を自動で借りられる。
これがオンチェーン金融インフラの完成形です。
詳細
① ステーブルコインが「決済手段」になる
最初は、
円 → 円SC → 相手
という単純な送金。
でも、ブロックチェーンの本当の強みは24時間365日・
プログラマブル・国境を越えられること。
なので次第に、
円SC ↔ ドルSC
の交換が増えてくる。
例えば日本企業が海外企業に支払う場合、
「銀行営業日の翌日送金」
ではなく、
JPYSC → RLUSD → 相手国
のようなリアルタイム決済になる。
SBIがJPYSCとRLUSDを両方押さえているのは、
ここで非常に意味があります。
② RWAがオンチェーン化する
次に来るのがこれ。
例えば、国債、社債、不動産、ファンド、株式、貸付債権など。
今まで、
現金 → 証券会社 → 証券 → 決済
だったものが、
JPYSC → トークン化証券
になる。
しかも証券と決済通貨が同じチェーン上にあれば、
受渡しもかなり効率化できます。
※Progmatがこの方向をかなり強力に進めています。
2026年には「株式を日本でオンチェーン化する具体的なスキーム」や
「トークン化国債のオンチェーンレポ取引」まで議論が進んでいます。
③「金融商品+担保+融資」が一体化する
例えば、
トークン化国債を1000万円保有
↓
それをオンチェーン上で担保にする
↓
JPYSCを借りる
↓
そのJPYSCで別の資産を購入ということが可能になる。
つまり、証券を持っているだけでなく、
その証券が24時間動く担保になるわけです。
ここまで行くとオンチェーンレンディングが
本当に金融インフラになってきます。
SBIがすでにオンチェーンレンディングに進んでいるのは、
この未来を見ている可能性が高い。
私が考える将来的なオンチェーン金融の完成形は、次のような世界です。

※図のポイント:通貨・証券・担保・融資・FX・送金が
すべて同じオンチェーン上で連動する世界。
すると金融機関の役割も変わります。
銀行は単に預金を集めて融資する会社ではなく、
オンチェーン上の金融資産・通貨・信用をつなぐ会社
になっていく。
個人はオンチェーン資産+現物資産の二刀流へ
オンチェーン:便利・高速・透明
現物(金など):有事に強い・匿名性
→ 資産防衛の考え方が変わる。
●懸念事項
これはオンチェーン金融そのものの問題というより、
デジタル化が進んだ社会における資産管理についての私個人の懸念です。
オンチェーン化で国家が資産を把握しやすくなります。
すると、有事の際に資産没収のコストが大きく下がります。
有事は無いに越したことはありませんが、
各国の軍事予算増加という事実や、大災害が来ないとも限りません。
金や銀等の現物資産も数%保有するのが良いかもしれません。
※(注意)ペーパーゴールドではありません!
現物には偽物リスクもありますので信用できる会社から
購入するのが良いと考えています。
田中貴金属は、金の取引にマイナンバーカードの登録が必要になりました。
他の会社もそうなっていくことが考えられ、
この抜け道もそう長くは持たない気はします💦
●懸念事項まとめ
オンチェーン化で資産把握が容易になるため、
現物資産を数%持つことは合理的なリスクヘッジになります。
※あくまでも私の考えです。また、現物資産は総合課税だったり、
複雑で考慮すべきこともいろいろとありそうです。
■投資判断とまとめ
●私は、SBIが日本で最も幅広くオンチェーン金融を
進めている企業の一つだと考えています。
●メガバンクは慎重だが確実に追随します。
●金融はブロックチェーンが標準の世界に向かっています。
※特に米国では、ステーブルコイン決済や
トークン化証券の実装が急速に進んでおり、
日本はその流れを追随する形になります。
●個人はオンチェーンと現物の両方を理解する必要があります。
私はSBIHDの業績や配当はいいんですが、
やっている事業が難しすぎてよくわからず、
買い増しできずにいました。
今回の調査で、配当利回りは少し物足りないものの、
次に余剰資金ができたら、購入する候補の1つに入れました。
更に、将来のオンチェーン化によってデジタル資産の政府による把握が
容易になることを考えると、現在ほとんど保有していない現物資産も
少しずつ増やしていこうかと考えています。
オンチェーン金融はまだ黎明期ですが、
日本の金融インフラが変わる瞬間を見届けたいという思いもあり、
SBIHDは今後も注視していきます。

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