学究社は、公立中高一貫校に強みを持つ学習塾「ena」を展開する教育銘柄です。
高ROE・安定成長に加え、配当性向引き上げによる将来6%超も視野に入る
配当利回りが魅力です!
■保有状況
買付日 : 2016/08
数量 : 100
取得単価 : 1,178.99円
■会社概要
学究社は、進学塾 「ena」 を展開する教育サービス企業です。
特に 公立中高一貫校受験に強み を持ち、都内を中心に成長してきました。
■(株)学究社(東証PRM、9769)の主な指標(2026/2/5現在)
● 株価 :2,440円
● PER :13.26倍
● PBR :3.41倍
● ROE :25.71%
● 1株配当(予想):103円
● 配当利回り(予想): 4.22%
● 時価総額:267億円
PER・PBRは適正水準ですが、
ROE25%超の高収益体質と4%超の高配当が魅力的です。
※ROE25%は塾業界トップクラスです。
■株主優待
権利確定月 3月末日
100株以上 QUOカード 1,000円分
※継続保有期間1年以上が条件
2025年3月期より株主優待制度再開されました。
■配当金推移
| 年度 | 中間(円) | 期末(円) | 合計(円) | 配当性向(%) |
| 2017年3月期 | 0 | 60 | 60 | 65.7% |
| 2018年3月期 | 30 | 30 | 60 | 65.9% |
| 2019年3月期 | 30 | 30 | 60 | 78.4% |
| 2020年3月期 | 30 | 30 | 60 | 71.3% |
| 2021年3月期 | 35 | 30 | 65 | 64.6% |
| 2022年3月期 | 40 | 35 | 75 | 54.5% |
| 2023年3月期 | 45 | 42 | 87 | 50.7% |
| 2024年3月期 | 45 | 42 | 87 | 51.8% |
| 2025年3月期 | 45 | 45 | 90 | 52.5% |
| 2026年3月期(予) | 50※ | 53 | 103 | 56.6% |
※2026年3月期中間期は実績
配当金は増加傾向にあります。
■中期経営計画:配当性向の引き上げ方針
中期計画では、配当性向を段階的に引き上げる方針が示されています。
2026年3月期:56.3%(103円)
2027年3月期:63.1%(127円)
2028年3月期:70.1%(166円)
※中期計画は、生徒数の拡大と私立受験分野の収益化が前提となります。
現在株価(2,440円)で計算すると、
2028年3月期の配当利回りは約6.8%となる見込みです。
仮に利益が横ばいでも、
配当性向70.1%なら 利回り約4.9%と依然高水準です。
優待のQUOカードも加わるため、総合利回りはさらに向上します。
■業績推移
| 年度 | 売上(億円) | 営利(億円) | 当期利益(億円) |
| 2017年3月期 | 99.2 | 14.9 | 9.77 |
| 2018年3月期 | 103 | 15.8 | 10 |
| 2019年3月期 | 106 | 12.9 | 8.57 |
| 2020年3月期 | 109 | 14.9 | 9.37 |
| 2021年3月期 | 113 | 18.6 | 11.1 |
| 2022年3月期 | 124 | 23.3 | 15.1 |
| 2023年3月期 | 130 | 27.6 | 18.8 |
| 2024年3月期 | 132 | 26.9 | 18.3 |
| 2025年3月期 | 133 | 26.2 | 18.6 |
| 2026年3月期(予) | 140 | 29.4 | 19.9 |
売上・利益ともに、長期的には安定した右肩上がりです。
■成長戦略
学究社はこれまで「公立中高一貫校受験」に特化して成長してきましたが、
中期計画では以下の戦略を掲げています。
① 千葉県・埼玉県への進出
都内中心から、首都圏全体へと商圏を拡大。
② 私立受験への本格参入
2024年度に「私立化宣言」を行い、
私立中高受験の指導強化にも舵を切っています。
私立受験は競合が多い領域ですが、
公立中高一貫校で培った指導ノウハウをどう活かすかがポイントになりそうです。
※なお、この戦略転換の背景には、
東京都の高校授業料無償化(実質的な私立高校の授業料支援拡大)
によって、受験生の進路選択が変化しつつある点も影響しているように感じます。
都立中高一貫校一本では成長が鈍化する可能性があり、
学究社としても環境変化に合わせて守備範囲を広げざるを得なかったのだと思います。
外部環境の変化は大きいですが、
これまで積み上げてきた実績と財務基盤を活かし、
今後も安定成長を続けてほしいところです。
■財務状況(2026/3期中間期)
●自己資本比率:61.9%
●総資産:125億円
●順資産:77.5億円
●有利子負債:12億円
自己資本比率は60%を超えており、財務は非常に安定しています。
■投資判断とまとめ
学究社は、
●4%超の高配当
●優待(QUOカード)
●高ROE
●安定した業績推移
と、長期保有しやすい特徴を持つ銘柄です。
一方で、
少子化や私立受験市場の競争激化といった業界リスクもあります。
ただ、財務の安定性と株主還元方針を考えると、
私は引き続き 成長を期待しながら保有継続のスタンスです。

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